近年、需要が高まっている電子書籍。
いつでもどこでも端末を通して本を読むことができ、大変便利なので、利用されている方も多いと思います。
そんな電子書籍ですが、多くの方が電子書籍ストアのアプリを介して本を読んでいるのではないでしょうか。
実は電子書籍にはアプリを通して読む以外にも、「ブラウザ」で読む方法があります。
電子書籍を読んでいる方の中には、よく分からずにブラウザで読んでいる方もいるかもしれません。
今回は電子書籍の読み方、ブラウザについて徹底解説していきたいと思います。
●電子書籍の読み方、ブラウザについて知りたい
●ブラウザで読むメリット・デメリットを知りたい
●ブラウザで読むのに適した電子書籍ストアを知りたい
ブラウザでの読み方を理解することによって、電子書籍を今まで以上に活用できるようになります。
ブラウザで読むのに適した電子書籍ストアも紹介していますので、是非最後までご覧ください。
電子書籍の読み方
電子書籍の読み方には以下の2通りがあります
①ブラウザで読む
②アプリで読む
それぞれ解説していきます。
①ブラウザについて
ブラウザについてはWikipediaで以下のような説明がされています。
ウェブブラウザ(インターネットブラウザ、web browser)とは、パソコンやスマートフォン等を利用してWebサーバーに接続するためのソフトウェアであり、ウェブページを表示したり、ハイパーリンクをたどったりするなどの機能がある。単にブラウザ(ブラウザー)とも呼ばれる。
ウェブブラウザ|Wikipediaより
ちょっと難しく書いていますが、簡単にいうとWebページを見るためのソフトをブラウザといいます。
基本的にスマートフォンやパソコンには最初からブラウザが入っているので、自分で設定をしなくてもインターネットが使えるという仕組みです。
ブラウザで代表的なものだと「Google chrome」や「Safari」などが有名です。
つまりブラウザで読むとは「Google chrome」などのソフトを使ってWebページを閲覧することをいいます。
②アプリについて
アプリについてはWikipediaで以下のような説明がされています。
アプリケーションソフトウェア(英: application software)あるいはアプリケーションソフト(最近は英語では極端に略すとapp(s)アップ)は、ある特定の機能や目的のために開発・使用されるソフトウェアで、コンピュータの操作自体のためのものではないもの。たとえば、ワープロソフト、表計算ソフトウェア、イラスト作成(お絵かき)用ソフトウェア、写真加工用ソフトウェアなど。アプリケーションプログラム(応用プログラム)ともいい、コンピュータ・プログラムの一種である。 アプリケーションと(2番目の語を省略して)も呼ばれ。「アプリケーション」は「応用」という意味なので日本語では「応用ソフト」とも呼ぶ(が、最近は「応用ソフト」と呼ばれることは減った)。2010年代に普及したスマートフォンやタブレット用のものは日本語ではアプリと略され、その状況を見てマイクロソフト社もWindows 10あたりから、アプリケーションソフトのことをアプリと呼ぶようになった(ビギナー向けの説明書や宣伝パンフなどの場合)。
アプリケーションソフトウェア|Wikipediaより
かなり難しく書いていますが、簡単にいうと目的に沿った専用のソフトをアプリといいます。
例えばスマホを開いた時に、上のような画面になると思いますが、この四画のアイコン一つ一つがアプリになります。
メールをしたいのであればメールのアプリ、写真を撮りたいのであればカメラのアプリといったように、専用のソフトをアプリといいます。
つまりアプリで読むとは専用のソフトを使うということになります。
ブラウザで読むメリット・デメリット
電子書籍をブラウザで読む場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
・端末のデータ容量を気にしなくていい
・試し読みがしやすい
・オフラインでは読めない
・ブラウザを提供していない書籍ストアがある
端末のデータ容量を気にしなくていい
電子書籍をブラウザで読む場合、書籍ストアが提供するブラウザビューアーを利用して閲覧します。
ダウンロードをする必要が無いため、端末のデータ容量を気にしないで読むことができます。
イメージとしては本屋に行って、立ち読みする感じだね。
本を持って帰らないので、本棚(データ容量)を使わないというわけじゃな!
試し読みがしやすい
多くの電子書籍ストアでは、会員登録不要で試し読みができるようになっています。
そのため、書籍ストアのアプリをダウンロードして・・・会員登録をして・・・といった手間をかけずに、公式サイトから簡単に試し読みをすることができます。
試し読みしてみて、その書籍ストアが気に入ったら改めてアプリをダウンロードして本を購入するといいね。
試し読みをする時は「ブラウザ」の方が簡単じゃな!
オフラインでは読めない
ブラウザはwebページを見るためのソフトになるので、インターネット環境がないところ、つまりオフラインでは読めません。
ブラウザで読むためには、安定してインターネット通信ができる環境が必要となります。
イメージとしては本屋に立ち読みに行きたいけど、本屋に行く交通手段(インターネット環境)が無いといった感じだね。
本屋に行く交通手段が無いと、立ち読みもできんというわけじゃな!
「ブラウザ」を提供していない書籍ストアがある
電子書籍ストアの中には、ブラウザビューアーの提供をしていないストアもあります。
例えば「楽天Kobo」はブラウザビューアーでは読むことができず、アプリを通してでしか読むことができません。
イメージとしては会員制の本屋のような感じだね。
会員カード(アプリ)が無いと本を読めないというわけじゃな。
アプリで読むメリット・デメリット
電子書籍をアプリで読む場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
・オフラインでも読める
・端末のデータ容量が必要
オフラインでも読める
アプリで読む場合は電子書籍のダウンロードが可能となります。
ダウンロードの際にはオンライン環境が必要となりますが、一度ダウンロードをしてしまえばオフライン環境でも読むことができます。
イメージとしては本屋で購入した本が既に家にある状態だね。
本屋に行かなくても(オフライン)、本が読めるというわけじゃな。
端末のデータ容量が必要
ダウンロードして読むので、端末のデータ容量が必要になります。
端末の空き容量が少ない場合は書籍の容量が負担になる可能性もあります。
イメージとしては本を持って帰るので、家に本棚が必要な感じだね。
本棚(データ容量)が一杯だと持って帰れない感じじゃな。
ブラウザで読むのにおすすめの電子書籍ストア
下表はブラウザ読みを提供している代表的な電子書籍ストアの機能比較表になります。
←表は横にスクロールできます→
ストア名 | 試し読み | 拡大・縮小 | 付箋 | 縦読み・横読み | 操作の解説 |
---|---|---|---|---|---|
BOOK☆WALKER | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
BookLive | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
まんが王国 | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
コミックシーモア | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
ebookjapan | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
Ameba漫画 | ○ | ○ | × | ○ | × |
どこの書籍ストアも機能性としては大きな差はなく、試し読みができる書籍も多いです。
敢えて選ぶなら、機能性が充実している点と、操作性で「BOOK☆WALKER」をおすすめします。
BOOK☆WALKER
・配信出版社は1400社以上
・119万冊以上の電子書籍を配信
・漫画、ラノベ、小説ほか、幅広いジャンルの書籍を取り揃えている
ブラウザで読むにあたり、スマホの場合「BOOK☆WALKER」も他の書籍ストアと大きな違いはありませんでした。
しかし、パソコンで読んだ際に、以下の点で他の書籍ストアより読みやすかったです。
・拡大と縮小の範囲が細かく設定されている(パソコンで読んだ場合)
他の書籍ストアの多くが、ページ内での拡大表示が2段階しかなかったのに対し、「BOOK☆WALKER」では8段階も設定されており、読みやすかったです。
興味のある方は是非、「BOOK☆WALKER」のサイトを覗いてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ブラウザでの読み方を少しはご理解いただけましたでしょうか。
ブラウザ読みであれば、多くの電子書籍ストアで試し読みができます。
いろいろな漫画や小説などを試し読みしてみて、面白い書籍を探してみてください。
本は心の栄養です!
皆さまの読書LIFEがより充実したものになることを願っております。