皆さん、本を読んでいますか。
私は毎日読んでいます。
今回の記事は、そんな本好きの私が、読んで面白かったおすすめの一冊を紹介します。
●面白い小説を探している方
●ハラハラドキドキしたい方
ホラー小説を書かせたら右に出る者はいないとまで言われている貴志祐介!(私の個人的な感想です。)
その貴志祐介が書いたサスペンスホラー小説になります。
オカルト系なホラー小説ではありませんが、人間の怖さが存分に詰まった一冊となっております。
ハラハラドキドキしたい方におすすめの小説です。
本の内容
皆さんはゲームブックというのをご存じでしょうか?
「クリムゾンの迷宮」の内容はゲームブックに近いです。
ゲームブック (Gamebook) は、読者の選択によってストーリーの展開と結末が変わるように作られ、ゲームとして遊ばれることを目的としている本である。「アドベンチャーゲームブック」・「アドベンチャーブック」とも呼ばれる。
迷路やなぞなぞなど「遊び」の要素を含んだ書籍(主に児童書)も「ゲームブック」と呼ばれるが、本項で解説するものはこれと本質的に異なるものである。ただし、これら児童書の中でも読者によるストーリー分岐を取り入れたものは、単純ながらも本項で解説するような「ゲームブック」の要素を持ち合わせている。
ゲームブック|フリーは百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
ゲームブックは物語の中でいくつも分岐点があります。
そのため、普通の本のように読み進めるのではなく、読者の選択によってページが飛んだり、後ろに戻ったりもします。
結末も選択によって異なり、ハッピーエンドもあれば、バットエンドも存在します。
私も幼い頃にゲームブックで遊んだ記憶があります。
「クリムゾンの迷宮」はゲームブックではなく、普通に読み進めていく形を取っていますが、その内容はゲームブックを彷彿させるものがあります。
では、ネタバレにならない程度で内容を紹介していきます。
主人公の置かれた状況
物語は唐突に始まります。
主人公は藤木芳彦(フジキヨシヒコ)という失業中の元サラリーマンです。
・目が覚めると見知らぬ土地にいた
・どうしてここにいるのかが思い出せない
・強制的に何らかのサバイバルゲームに参加させらている
主人公の藤木は見知らぬ土地で目を覚ましますが、どうやらそこは日本ではないようです。
奇妙な形をした岩山に囲まれ、峡谷のような場所で、周囲に人影はおろか人口の建物は何もありません。
また、ここに来るまでの記憶がすっぽり抜け落ちており、どうやって自分がここに来たのかも分かりません。
近くに携帯ゲームが置かれており、スイッチを入れてみると画面には「火星の迷宮へようこそ。」の文字が現れます。
よく分からないまま、ゲーム画面の指示通りに進んでいくと、同じような状況に置かれている8人の男女に出会います。
どうやら藤木を合わせた9人の男女は、強制的に何らかのサバイバルゲームに参加させらたようです。
しかし、誰が何のためにこのような仕掛けを施したのかは分かりません。
彼らはこの不可解な状況を打破するために協力していくのか、それとも敵対していくのかを選んでいきます。
最初の選択肢
そんな藤木達にゲーム主催者からゲーム画面を通じて最初の選択肢が与えられます。
・サバイバルのためのアイテムを求める者は東へ
・護身用のアイテムを求める者は西へ
・食糧を求める者は南へ
・情報を求める者は北へ
藤木達がいる場所は周囲を岩山に囲まれた荒野です。
水や食料も無く、サバイバル道具なんて持っていません。
そんな中、ゲーム主催者から与えられた選択肢の中から藤木は何を選ぶのか。
そしてその選んだ選択は正しかったのか。
その先は是非、本を読んで確かめてみてください。
Kindle Unlimitedのおすすめ
「クリムゾンの迷宮」はAmazonや楽天で購入可能です。
また、Kindle Uulimitedであれば月額980円で約200万冊の本が読み放題となっています。
2023年6月現在、「リムゾンの迷宮」もKindle Unlimitedで読むことができます。
30日間の無料体験も実施しているので、興味のある方は下のボタンからKindle Unlimitedを登録するのをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「クリムゾンの迷宮」では主人公が幾度も選択を迫られます。
その時に自分なら何を選ぶかといった目線で読むと、より楽しめるかと思います。
ちなみに最初の選択肢をみなさん覚えていますでしょうか。
・サバイバルのためのアイテムを求める者は東へ
・護身用のアイテムを求める者は西へ
・食料を求める者は南へ
・情報を求める者は北へ
この本を最初に見た頃の私は南へ向かっていました。
皆さんならどの道を選ばれますか?
ちなみに食料を選んだ人たちには予想もしなかった展開が待ち受けています。
読んでいただければハラハラドキドキすること間違いありません。
本は心の栄養です!
皆さんが「クリムゾンの迷宮」を読んで、ハラハラドキドキを味わっていただければ幸いです。