皆さん漫画読んでいますか?
私は毎日読んでいます。
そんな漫画をこよなく愛する私が、おすすめのレシピ付き料理漫画を選んでみました。
今回紹介する漫画では、簡単に作れるお手軽料理やアレンジ料理、普段作らないような特殊料理など様々な料理が出てきます。
漫画を楽しみながら美味しい料理も食べれたら・・・まさに一石二鳥ですよね。
●漫画も料理も楽しみたい
●今日の献立が決まらない
毎日何を食べるか、何を作るか・・・献立を考えるのって結構大変ですよね。
今回紹介する本が、今日の献立を考えるヒントになれば幸いです。
おすすめのレシピつき料理漫画16選
料理漫画は人気が高いジャンルで、かなりの数の料理漫画が出版されています。
また、料理漫画の中でも細分化が進み、「食べる系」、「作る系」、「語る系」など細かく枝分かれしてきています。
今回紹介する作品は「作る系」になります。
「作る系」の中でも、レシピもしくは料理工程が記載されており、漫画を見て実際に料理が可能な作品を選びました。
参考に、作中の料理で私が実際に挑戦してみたい料理も載せております。
サチのお寺ごはん
サチのお寺ごはん
ジャンル:精進料理
【あらすじ】 主人公は27歳OLの臼井幸(ウスイサチ)。 名前の通り幸の薄い人生を送ってきた彼女は全てにおいて諦めており、座右の銘は「人生期待したら負け」。 そんな幸がひょんなことからお寺でご飯を食べるようになり、寺の住職・源導(ゲンドウ)が作ってくれる精進料理に感銘を受ける。 精進料理を通して語れらる源導の励ましの言葉に、幸の心境は少しずつ変化していくのであった。 【感想】 数ある料理漫画の中でも、精進料理をメインとしたのはこの漫画ぐらいではないでしょうか。 精進料理って美味しくなさそうなイメージがありましたが、作中で紹介される精進料理はどれも美味しそうです。 後、ヘルシーでダイエットにもいいかもしれません。 話の最後にレシピが記載されていますが、作中でも源導が細かい調理方法を教授してくれるので助かります。 【挑戦したいレシピ】 お寺の野菜たっぷり春巻き
ながたんと青と-いちかの料理帖-
ながたんと青と-いちかの料理帖-
ジャンル:和食・洋食
【あらすじ】 時は1951年(昭和26年)、戦後の京都が舞台。 老舗料亭「桑乃木」の長女・桑乃木いち日(クワノキイチカ)は戦争により夫と死別。 実家の料亭を継がず、近所にある「京都ヴェーリャホテル」西洋料理人として働いてた。 ある日、いち日の妹であるふた葉にお見合いの話が舞い込むが、お見合い後にふた葉は「桑乃木」の料理人と駆け落ちしてしまう。 お見合いは破談になるかと思われたが、いち日が代役となり、相手方の山口周(ヤマグチアマネ)もそれを受け入れる。 いち日(34歳)と周(19歳)の15歳差の夫婦生活がスタートする。 【感想】 主人公が老舗料亭の娘でもあり、同時に西洋料理人でもあるので、和と洋の料理が数多くでてきます。 和と洋を合わせた和洋折衷の料理も多く、食欲を刺激します。 また、漫画としての完成度も高く、料理以上に物語にも引き込まれます。 物語本としても料理本としても非常に面白いおすすめの作品です。 【挑戦したいレシピ】 鯛の骨せんべいとお茶漬け
いぶり暮らし
いぶり暮らし
ジャンル:燻製料理
【あらすじ】 東京で同棲中の頼子(ヨリコ)と巡(メグル)。 平日はお互い忙しく話も中々できないが、週に一度、日曜だけはお休みが被る。 そんな休日にはいろんな燻製料理を作って過ごす2人。 燻製が仕上がるまでのゆったりとした時間が2人に幸せを感じさせてくれる。 【感想】 燻製やってみたい!と思わせてくれる漫画です。 色々な食材を燻製していくだけなので、レシピというよりは、こんな食材も燻製できるんだ!という発見があります。 また既存の料理と燻製した食材の組み合わせも大変美味しそうでした。 【挑戦したいレシピ】 燻製海鮮丼
きのう何食べた?
きのう何食べた?
ジャンル:家庭料理
【あらすじ】 中年男性カップルの筧史朗(カケイシロウ)と矢吹賢二(ヤブキケンジ)。 2人は同棲しており、料理好きの筧が、バランスのとれた身体にやさしい献立を毎日調理している。 お互いの価値観の違いや男性同士のカップルであるがゆえの葛藤と向き合いながら、2人で一緒にいることの意味を確かめ合い、「食」を通して絆を深める物語。 【感想】 筧が料理を作るのですが、調理方法については語り形式で非常に細かく説明をしてくれます。 また、話の終わりに作中の出てきた料理の応用レシピや豆知識が掲載されているのもポイントです。 物語としては、連載開始からリアルタイムで年齢を重ねており、40代だった2人が50代となり、老いと向き合うようになる様子にも注目のグルメ漫画です。 【挑戦したいレシピ】 さんまごはん(応用)
クッキングパパ
クッキングパパ
ジャンル:パパ料理
【あらすじ】 金丸産業に勤める荒岩一味(アライワカズミ)は仕事もできるが、料理もできる! あらゆるジャンルの料理に対し、深い知識とそれを作る腕前を持っている。 荒岩をはじめ各キャラクターがそれぞれの人間関係の中で料理を振る舞い、料理を通して関係を深めていく。 料理そのものよりも、作って食べることの楽しさや大切さを描いたグルメ漫画。 【感想】 まず驚嘆すべきは圧倒的なレシピ量です。 本作は2023年4月現在で165巻まで出版されています。 1冊につき大体10品程のレシピが掲載されているので、レシピ量も1500品を軽く超えています。しかもかなり細かい。 また、作中にの料理は全て作者のうえやま先生が実際に作って試食し、味を確かめた上で描いているというのもポイントです。 【挑戦したいレシピ】 そば焼き
衛宮さんちの今日のご飯
衛宮さんちの今日のご飯
ジャンル:聖杯料理
【あらすじ】 冬木市に住んでいる高校生・衛宮士郎は料理が得意。 同居しているセイバーを始め、周囲の人たちを美味しい料理で繋いでいく。 「Fate/stay night」を原作としたスピンオフ作品。 主人公の衛宮士郎やセイバーなど、登場するキャラは原作と変わらないが、世界観は全くの別物のほのぼの料理漫画。 【感想】 衛宮の料理の腕前は原作でも素晴らしいものがありましたが、本作ではその力が遺憾なく発揮されています。 また料理のレシピが詳細に書かれており、料理が不得手な方でも非常に作りやすいと思います。 原作を知らなくても楽しめますが、原作も大変面白いのでおすすめです。 みんなで衛宮の料理をトレースオン(同調開始)! 【挑戦したいレシピ】 ふわとろ親子丼
じったんの時短レシピ
じったんの時短レシピ
ジャンル:時短料理
【あらすじ】 彼氏のいない独身OLの吉永は効率厨。 仕事も効率重視でテキパキとこなし、ついたあだ名は「時短マシーン」。 そして空いた時間で合コン行くのも忘れない。 そのためか料理も非常に効率的。 面倒な手間を省き、比較的身近にある調味料で簡単、時短料理を作っていく。 【感想】 時短レシピというだけあって簡単に美味しく作れそうな料理ばかりです。 また、その料理の調理にどれぐらい時間がかかるのかを秒単位で出してくれるのも非常にポイントが高かったです。 ただ私は料理が不得手なので、倍の時間がかかってしまいますが… 【挑戦したいレシピ】 漬け刺身
真夜中ごはん
真夜中ごはん
ジャンル:夜食
【あらすじ】 作者のイシヤマアズサは関西の郊外にある集合住宅で妹と2人暮らし。 昼はアルバイトで、夜に絵を描く仕事をしている彼女は自分だけの夜食を作るのが日課。 冷蔵庫の残り物やスーパーの特売品などで簡単に作れる料理を紹介する。 料理が得意ではないが、自分を癒すためだけの夜食には独特のこだわりが一杯。 【感想】 夜食のエッセイ漫画。 余り時間をかけずお手軽に作れる夜食が沢山紹介されています。 夜食なので、カロリー控えめな料理が多いかなと思いきや、「キムチ鍋雑炊」や「かぼちゃジャム添えアイスクリーム」など結構、高カロリーな料理もでてきます。 作者は太っても後悔なし!と言っていますが、私は後悔したくないので昼に食べます。 【挑戦したいレシピ】 キャベツの塩昆布あえ
コンビニお嬢さま
コンビニお嬢さま
ジャンル:コンビニ料理
【あらすじ】 京都の良家に生まれた兎月翠里(うづきみどり)は、頭脳明晰で文武両道。 幼少時から厳しくしつけられ、周囲から尊敬の眼差しを向けられている翠里には誰にも言えない秘密があった。 それはコンビニグルメがやめられないということ。 コンビニグルメが大好きな翠里は、ただ食べるだけでは飽き足らず、オリジナルのアレンジを加えていく。 【感想】 翠里のアレンジはかなり奇想天外です。 美味しそうなパターンもあれば、これ絶対美味しくないだろうと思うアレンジもたまに出てきます。 それゆえに作中でも失敗料理がいくつかありますが、それはそれで参考になります。 翠里の食への探求心は見習いたいものがあります。 【挑戦したいレシピ】 つやつや照り焼き肉まん
眠れぬ夜はケーキを焼いて
眠れぬ夜はケーキを焼いて
ジャンル:ケーキ
【あらすじ】 作者の午後(ゴゴ)氏は生活サイクルが狂いやすく、毎日の入眠時間と睡眠時間が違う。 そのため、真夜中に目を覚ますこともある。 夜中に起きて外出もできず、1日を無駄にしてしまったことで強烈な不甲斐なさに襲われる。 そんな不安を、何かを作り出すことで生まれる達成感で打ち消すため、作者は今日もケーキを作るのであった。 【感想】 眠れない夜の過ごし方を提案するエッセイ漫画。 タイトル通りケーキを作ることが多いですが、何も作らず、コンビニやファミレスに行くだけの回もあります。 眠れぬ夜は不安になることもありますが、何かを作って気持ちを落ち着けるのもいいのかもしれません。 作者の哀愁が感じられる、静かで落ち着いた気分になれる作品です。 【挑戦したいレシピ】 ガトーショコラ
ごはんのおとも
ごはんのおとも
ジャンル:おとも料理
【あらすじ】 人生には色々な悩みがある。 「中々友達ができない女子大生」、「朝からついてないサラリーマン」、「苦手を克服したいおじいちゃん」など。 しかし、どんな時でも美味しい料理が傍にあり、悲しみや悩みを和らげてくれる。 それぞれの主人公が織りなす、それぞれの物語。 【感想】 短編集となっており、毎話主人公が異なります。 作中にでてくる料理は話の最後でレシピが掲載されていますが、アレンジバージョンも掲載されており、そちらも参考になります。 物語は一話完結で、絵も内容もとてもほっこりします。 大人の絵本といった感じでとても楽しめる作品です。 【挑戦したいレシピ】 こぶのつくだに
どんぶり委員長
どんぶり委員長
ジャンル:どんぶり
【あらすじ】 ばたふ学園2年C組の「委員長」は、真面目だが高飛車な態度もあって、クラスの男子からはつけ入るスキがないと評判だった。 そんなある日、委員長はクラスメイトの男子・吉田が作った親子丼を食したことで、すっかりどんぶりものの虜になってしまう。 今までどんぶりものを食べたことがなかった反動もあり、どんぶりものにハマっていく委員長と、半ば強引に委員長の指定した食材でどんぶりものを作らされる吉田との交流を描く。 【感想】 タイトルの通りどんぶりものに特化した料理漫画で、さまざまなアレンジどんぶりがでてきます。 レシピについては調理担当の吉田が懇切丁寧に解説してくれので助かります。 委員長は高飛車な態度で吉田に調理を命じ、ひたすら食すだけですが、美味しそうにどんぶりをかきこむ姿は可愛くもあります。 どんぶりは、やはりかきこんで食べるのが一番美味しいですよね。 【挑戦したいレシピ】 ベーコンミルフィーユ丼
花のズボラ飯
花のズボラ飯
ジャンル:ズボラ料理
【あらすじ】 夫が単身赴任となり、主婦・駒沢花(コマザワハナ)は日々堕落した生活を送る。 家事は完全放置で、洗濯や掃除は気が向いたときにまとめてやるか、夫・ゴロさんが帰ってくる前日に一気にやることにしている。 そんな花は、手間いらずで美味しい「ズボラ飯」を作って食べるのが大好き。 今日もオヤジギャグを呟きながら、一人「ズボラ飯」に舌鼓を打つ。 【感想】 原作は「孤独のグルメ」で有名な久住昌之(クスミマサユキ)で、「孤独のグルメ」と類似する部分も多いため、「女版孤独のグルメ」として紹介されることもあります。 しかし、主人公の花は本当にズボラです。 それだけに、ズボラ飯も堂に入っており、簡単に作れそうでもあります。 ただ、個人的にもうちょっと花にはしっかりして欲しいです。 【挑戦したいレシピ】 オニギリ茶漬ケ
あたりまえのぜひたく。
あたりまえのぜひたく。
ジャンル:家庭料理
【あらすじ 作者のきくち正太は料理漫画を15年以上にわたり描いてきたベテランの漫画家。 そんなきくちが、妻と担当編集者の3人で料理をしていく。 漫画はもちろん、料理の腕前も一流のきくちが妻と作り出す絶品料理の数々。 担当編集者・高松は口を出すだけ。 【感想】 ありふれた食材で「ぜいたく」な時間を過ごすエッセイ漫画。 料理漫画を長年描いてきた作者だけあって、料理に関する知識が半端ではありません。 また、料理が美味しくなるための一手間を惜しまない姿勢には食に対する強いこだわりを感じます。 料理が得意な人が見ても、参考になる作品です。 担当編集者の高松は料理もせず、ただ美味しい料理を食べているだけです。 そんな高松が羨ましくてしょうがないです。 【挑戦したい料理】 きくち家のこんにゃく炒め
味噌汁でカンパイ!
味噌汁でカンパイ!
ジャンル:味噌汁
【あらすじ】 父子家庭で育った四位善一郎(シイゼンイチロウ)は、朝ごはんをいつもコンビニのおにぎりとインスタントのお味噌汁という簡素なもので済ましていた。 それを見かねた幼馴染の女の子・三位野八重(ミイノヤエ)が善一郎の元へ朝ごはんを作りに来てくれるようになる。 しかし八重は料理経験が全くなく、味噌汁を作ろうにも出汁も知らず、失敗ばかりしてしまう。 けれど、善一郎のお母さんになりたいという希望を胸に、八重の味噌汁の腕前は少しずつ成長していく。 【感想】 メインは張れないけど、裏方で日本の食卓を支えてきた味噌汁にスポットを当てた料理漫画です。 味噌汁ってこんなにレパートリーがあるんだと驚かされます。 また、善は八重に恋心を抱いていますが、当の八重は善のお母さんになりたいと考えています。 嚙み合わない2人の関係がどうなっていくのか気になります。 【挑戦したいレシピ】 栗とさつまいものお味噌汁~お団子入り~
舞妓さんちのまかないさん
舞妓さんちのまかないさん
ジャンル:まかない料理
【あらすじ】 青森出身の野月キヨ(ノヅキキヨ)は舞妓(マイコ)になるため中学卒業後、親友の戸来スミレ(ヘライスミレ)と共に京都の祇園へ。 しかし、屋形「市」の女将・広瀬あづさに舞妓の才能が無いと言われ、舞妓の道は諦めることとなる。 代わりにまかないさん(舞妓さんにご飯を作る人)として屋形に住み続けることになったキヨ。 今日も舞妓さん達に美味しい料理を食べてもらうため、腕を振るう。 【感想】 本作品ではレシピというよりは「小山さんちのごはんメモ」という形で、作者・小山愛子(コヤマアイコ)の料理に関する考え方や食べ方が記載されています。 また作者自身が青森県出身ということもあり、青森の郷土料理もよく出てきます。 物語としては、普段は知る事のできない舞妓さんの日常が事細かく描かれており、大変興味深く読み進められます。 舞妓さんて・・・大変なんですね。 【挑戦したいレシピ】 かきもち
漫画アプリの紹介
今回紹介させていただいた作品は下記の漫画アプリで読むことが出来ます。
無料の試し読みもできますので、気になった作品があれば是非読んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今日の献立の参考になるような漫画に巡り合えたでしょうか。
体の栄養に美味しい料理って欠かせません。
そして心の栄養に面白い漫画も欠かせません。
料理漫画を読んで、美味しい料理が作れれば、心も体も更に健康になるかも!?
是非、料理漫画を読んで、気になるレシピがあれば挑戦してみてください。
本は心の栄養です!
さて、今日は何を作って食べようかな~♪