皆さん漫画読んでいますか?
私は毎日読んでいます。
そんな漫画をこよなく愛する私が、おすすめの漫画を紹介したいと思います。
今回は10巻以内で完結する漫画です。
10巻以内なので、全巻揃えても安くすみますし、簡単に読めます。
しかもそれでいて、ちゃんと面白い漫画を選びました。
この記事は次のような方におすすめ
●サクッと読める面白い漫画を探している
目次
おすすめの漫画11選
10巻以内で完結の漫画は数多くあるのですが、おすすめとなると中々難しい。
なぜなら、10巻以内で完結している漫画は打ち切りになった可能性も高いからです。
『打ち切りになった』=『面白くないと』は言いませんが、おすすめしにくいのも事実。
そんなこんなで厳選していったら11作品しか残りませんでした。
いや11作品も残ったというべきか。
どちらにしろ、この11作品は名作には間違いないので、是非読んでみてください。
第11位 たまご絵日記
たまご絵日記
全2巻
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【あらすじ】 28歳にして初めて子供を授かった作者は、慣れない育児に毎日奮闘中。頻繁な授乳やオムツ替えで、自身は睡眠や食事の時間さえままならず、女子力もいつの間にか底をついてしまう。愛する我が子は可愛いが、完全なるキャパオーバー。そんな心の葛藤をよそに、今日も休息無しの育児戦争は続いていく。 【感想】 育児をしたことがある人なら共感出来る、育児あるあるをコミカルに描いたエッセイ漫画。 育児の楽しい事、辛い事が作者の体験を元に描かれており、これから育児が始まる人にも参考になる漫画です。ただし、現実を知って育児に絶望してしまう可能性もあるので、注意が必要です。 育児が一段落した方であれば、高見の見物的な気分で楽しく読めると思います。 ちなみに本作は全2巻ですが、続編として『いろはにちへど』とうタイトルで2冊出版されております。そちらもおすすめです。
第10位 銀と金
銀と金
全8巻
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【あらすじ】 うだつの上がらない森田鉄雄(モリタ テツオ)は、何事も上手く行かず、やり場のない怒りをギャンブルに逃げることで発散していた。そんなギャンブル中毒の森田は、競馬場で裏社会を仕切る大物フィクサー平井銀二(ヒライ ギンジ)に声をかけられる。銀二の悪党ぶりと、大金をたやすく手に入れる天才的な才能に憧れて『銀を超える金(キン)と呼ばれる人間になりたい』という志を抱き、欲望渦巻く裏社会へ足を踏み入れるのだった… 【感想】 基本ギャンブル漫画ですが、ギャンブル知らなくても十分楽しめます。 ギャンブルというよりは心理戦漫画といった方がしっくりくるかもしれません。 主人公である森田の発想・閃き・気づき・行動力はどれもピカイチで、さすが銀二が見込んだだけの男だと感心させれます。自分にも森田ほどの才能があれば、裏社会で生きていけたかもしれません。 裏社会で生きていこうと決めたあなたのバイブルになること間違い無しの名作です。
第9位 幕張
幕張
全9巻
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【あらすじ】 バスケ部に入りたいが、ジャンプにはスラムダンクがあるし、セクシーコマンドー部には入りたくない!という理由で、幕張南高校の野球部に入部した高校1年生の塩田鉄人(シオダ テツヒト)。同じ野球部の奈良重雄(ナラ シゲオ)やマネージャーの桜井美保(サクライ ミホ)などと共に、まったく野球をしない野球部の青春劇を繰り広げる。 【感想】 1996年~1997年にかけて週刊少年ジャンプで連載されていた漫画です。 野球部が舞台となっていますが、作中で野球をする事は殆どありません。 話の内容の大半は、下ネタか他の漫画のパロディかのどっちかです。今だったら絶対コンプライアンスにひっかかるような内容ばかりです。また、自身も含め担当編集者のプライバシーについても赤裸々に描いており、命削って漫画を描いていると感心させらます。 それだけに大変面白く、幕張と同時期に連載中だった漫画を知っている人は更に楽しめると思います。 30代以上の男性は抱腹絶倒間違い無しです。
第8位 ライジングインパクト
ライジングインパクト
全10巻
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【あらすじ】 主人公のガウェイン・七海(ナナウミ)は小学4年生の男の子。 彼の夢は『プロ野球選手になり誰よりも球を飛ばすホームラン王になること』だったのだが、女子プロゴルファーの西野霧亜(ニシノ キリア)との出会いをきっかけに、ゴルフに魅了されていく。 世界的なゴルフの名門校であるキャメロット学院に入学したガウェイン。そこで生涯のライバルとなる者たちと出会い、プロゴルファーを目指しながら過酷な試合に挑んでいく。 【感想】 ギフトと言われる特別な能力を持った少年達がゴルフで無双する漫画です。 ドライバーのギフト『ライジングインパクト』、パターのギフト『シャイニングロード』、アイアンのギフト『フォーリングスター』と、ギフトを駆使したスーパーショットが連発します。これにはプロゴルファー猿もびっくりです。 自分も実際にゴルフをやった時に、シャイニングロードが見えないか頑張りましたが、全く駄目でした。どうやら自分にはギフトは無かったようです。 ギフトを授かってゴルフで活躍したい人にお勧めの一冊です。
第7位 All You Need is Kill
All You Need is Kill
全2巻
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【あらすじ】 舞台は近未来の日本。地球は宇宙より飛来した『ギタイ』と呼ばれる敵に侵略され、あらゆる生命は絶滅の危機に瀕していた。新米軍人のキリヤ・ケイジは、初陣の戦闘にてギタイに殺られたことがきっかけでタイムループに巻き込まれてしまう。繰り返される時間の中で、ギタイに立ち向かうべく成長していくキリヤ。ギタイに勝利は出来るのか、そしてタイムループから抜け出すことは可能なのか… 【感想】 主人公のキリヤはギタイに殺される度に同じ日の朝に戻ってしまいます。よくあるループものの漫画ですが、小畑健(オバタ タケシ)の圧倒的な画力が面白さを倍増させてくれます。 ちなみにキリヤは100回以上もループを繰り返しますが、言い換えると100回以上もギタイに殺されています。自分がキリヤだったら10回目ぐらいのループで絶望していると思います。 是非キリヤにはループから抜け出して欲しいと願わずにはいられません。 キリヤはループから抜け出すことは出来るか・・・気になる方は是非読んでみてください。
第6位 百姓貴族
百姓貴族
8巻(未完)
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【あらすじ】 北海道十勝で酪農と畑作を営む農家に生まれ、農業の魅力や厳しさを知る漫画家の荒川弘(アラカワ ヒロシ)。 彼女が農家で生まれてから漫画家になるまでに経験してきた数々の出来事を、面白おかしく紹介していくエッセイ漫画。 幼少期から目の当たりにしていた農家の日常を紹介するとともに、作業を通して巻き起こる様々な事件をネタとして描いている。農家を営む厳しさはもちろん、農家であるが故の悲壮感、優越感を感じたエピソードが満載。 【感想】 農家に生まれた作者が、農業の楽しさや辛さを実体験を交えながらコミカルに解説してくれます。 酪農や畑作について全く関わりが無かった自分にとって大変勉強になった漫画です。 また漫画の舞台が北海道だったので、鹿児島育ちの自分にとっては大変興味深く読めました。 実はこの漫画、2023年3月の時点で8巻まで出版されていますが、未だ完結してはおりません。 本来であれば今回の記事の趣旨からは外れるのですが、どうしても紹介したくて載せてしまいました。 趣旨を逸脱してまで紹介するほどに面白い漫画なので、是非一度は手に取って欲しい漫画です。
第5位 セトウツミ
セトウツミ
全8巻
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【あらすじ】 サッカー部を辞めて暇をもてあましている瀬戸小吉(セト ショウキチ)と、学校から塾に向かうまでの時間、暇つぶしをしている内海想(ウツミ ソウ)。二人の高校生が放課後に河原の階段でとりとめもなくしゃべりを繰り広げる。特に大きな事件が起こることもなく、河原での時間つぶしが繰り返されていく。 【感想】 瀬戸と内海の二人がずーっと河原の階段で喋っているだけの漫画です。 二人以外の人物もちょこちょこ出てはきますが、基本的には河原の階段で二人で喋っているだけです。 一見すると面白くなさそうですが、これでしっかりと面白いので、改めて作者のワードセンスに驚かされます。 また、一話完結のスタイルですが、最終巻でこれまでの話が全部繋がっていくという伏線も用意されています。こんなことが出来るなんて・・・この作者は相当頭がいいです。 素敵なワードセンスを手に入れたい方は是非読んでみてください。
第4位 山賊ダイアリー
山賊ダイアリー
全7巻
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【あらすじ】 漫画家・岡本健太郎(オカモト ケンタロウ)の狩猟生活を描いた狩猟日記。ノンフィクションでは無いものの、作者の実体験に基づいて描かれています。 岡本は、幼いころ近所に住んでいた猟師とよく遊んでおり、狩猟生活に憧れを持っていました。大人になった岡本は、猟銃所持許可と狩猟免許を取得し、念願の狩猟生活を始めます。 狩猟生活を通して様々な人達と触れ合い、経験を積みながら猟師として岡本は成長していきます。 【感想】 男なら一度は憧れる!?狩猟の世界を疑似体験できる漫画です。 作者本人の実体験に基づいて描かれているので、狩猟方法が詳細に描写されており、リアリティがあります。 また、捕った獲物をよく調理して食べているのですが、この作者何でも食べます。猪や鹿はもちろん、烏(カラス)にブルーギル(魚)、ヌートリア(巨大ネズミ)まで。 同じ猟師仲間でも食べないような動物を食べて、その調理方法や味についても細かく伝えてくれるので、そこも魅力の一つではあります。 猟師を目指すあなたにおすすめの一冊です。
第3位 中間管理職 トネガワ
中間管理職 トネガワ
全10巻
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【あらすじ】 賭博黙示録カイジから登場人物の1人である利根川幸雄(トネガワ ユキオ)を主人公にしたスピンオフ作品。 ブラック企業で有名な『帝愛』に勤務するの利根川。大勢の部下たちを束ねる帝愛グループ幹部でありながら、暴君・兵藤会長の機嫌も身近で気にしなくてはならない。そんな中間管理職である利根川の苦悩と葛藤の物語。 【感想】 本作の主人公である利根川は元々『賭博黙示録カイジ』に出てくる極悪非道な悪役キャラです。 しかし、そんな利根川も会社に戻れば普通のサラリーマン。ある程度上のポジションにはいるものの、社長に気を遣い、部下の扱いに悪戦苦闘する中間管理職。 そんな中間管理職の苦悩をシュールな笑いに変えて描いており、非常に面白いです。 また、利根川は仕事に対してはストイックで、同じサラリーマンとして参考になります。 なので、仕事で行き詰った時などに読むと、やる気をもらえる漫画です。 もしあなたが中間管理職の立場にあるのなら、是非読んでいただきたい一冊です。
第2位 風の谷のナウシカ
風の谷のナウシカ
全7巻
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【あらすじ】 舞台は高度産業文明を崩壊させた「火の7日間」という最終戦争から千年後の地球。汚染された大地には異形の生態系である菌類の森「腐海」(フカイ)が徐々に拡がり、腐海には昆虫に似た蟲(むし)と呼ばれる巨大生物達が生息する。 辺境自治国家・風の谷の王女ナウシカは、腐海の森が生まれた原因、人類の正体、蟲の役割について知り、この世界の秘密を解き明かし、残された人々を導いていく。 【感想】 映画『風の谷のナウシカ』は余りに有名なので、観たことあるという人もは多いのではないでしょうか。しかし、映画の内容は漫画でいうと2巻の途中までです。 漫画を読むと映画では明かされなかった謎が全て解明されます。腐海とは何か、蟲の役割とは、そしてナウシカ達は何者なのか。 世界観が少々複雑なので、一度読んだだけでは理解が難しいかもしれません。しかし、二度三度と読むことでその世界観を理解し、改めて名作だと気づかされます。 私も子供の頃に読んだことあるのですが、大人になってから読むと、また印象が違い色々と考えさせられました。 映画と合わせて読んでみるのも面白いかもしれません。
第1位 LEVER E
LEVER E
全2巻
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【あらすじ】 高校進学に伴って、山形で一人暮らしを始めることになった筒井雪隆(ツツイ ユキタカ)。念願だった一人暮らしの新生活に期待を膨らませ新居にたどり着くと、そこには自らを宇宙人と名乗る記憶喪失の青年が住み着いていた。彼の言うことなど全く信じていなかった筒井だったが、次々と奇怪な出来事に巻き込まれ、彼の地球人離れした能力を目の当たりにする。彼は本当に宇宙人なのか、そして彼の目的は何なのか・・・ 【感想】 幽遊白書やハンターハンターで有名な冨樫義博(トガシ ヨシヒロ)の作品。 『宇宙一頭は切れるが、退屈しのぎのためなら他人の迷惑なんて屁とも思わない』そんなドグラ星のバカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開されます。 全2巻と巻数は少ないですが、内容は非常に濃密で、シリアスな笑いが随所に散りばめられています。 個人的には、作者である冨樫義博の色が一番出ている作品だと思っています。 ただ、文字数も多く、話の内容を理解するのに結構頭を使います。 中には、見開き使って文字だけページもあり、全文を読むのには苦労しました。 しかし、読み応えは十分! そして・・・やっぱり滅茶苦茶面白い!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本は心の栄養です。
私も最近、心に栄養が足りていないので、この記事を書きながら、久しぶりに『風の谷のナウシカ』を読破しました。
皆さんも面白い漫画がありましたら、是非教えてください。
みんなで心に栄養をあげていきましょう。