面白い小説

本は心の栄養です!

皆さん本を読んでますか?

私は毎日読んでます😁

そんな私が、今まで読んできた小説の中で最高に面白いと思った小説を5冊、皆さんにご紹介したいと思います。

この記事は次のような方におすすめ

●面白い小説を探している方

また、読んだ方は是非感想も教えていただけると嬉しいです😊

それでは早速、紹介していきます。

目次

面白い小説5選

5冊選ぶにあたっての、評価の基準は単純に私が面白いかどうかです。

一応、順位付けをしていますが、正直2位~5位にそんなに大きな差はありません。

ただ、1位は圧倒的です。是非1位の紹介まで見ていただければと思います。

評価は10点満点です。

第5位

オレたちバブル入行組』

著者:池井戸潤
ジャンル:経済小説
面白さ:7点

【あらすじ】
人公は大手銀行に勤める有能な銀行マン半沢直樹。
ある日、支店長命令で無理な融資承認を取り付けた会社が倒産してしまう。
融資した会社社長は雲隠れし、融資額の5億円が焦げ付く事態に陥る。
しかし、支店長は全ての責任を半沢に押し付けて、銀行から追い出そうと画策する。
半沢に残された道は5億円を回収するしかないが・・・

【感想】沢直樹』のタイトルでドラマ化もされたのでご存じの方も多いはず。
この話は主人公である半沢が無双しまくる小説です。
どんな窮地に陥っても、不屈の精神力で活路を見出して不死鳥のように蘇ってきます。また、自分の敵と見なした相手には上司であろうと容赦しません。有名なセリフ「やられたらやり返す・・・倍返しだ」は嘘じゃありません。本当に倍返しします。
とにかく痛快な小説で、仕事で疲れた時などに読むと元気をもらえます。
ただし、実際に半沢の真似をするのは厳禁です。
疲れたでは済まなくなります。

第4位

『新宿鮫』

著者:大沢在昌
ジャンル:警察小説
面白さ:7.1点

【あらすじ】
宿警察署防犯課に勤務する鮫島。キャリア警察でありながら、一度標的を決めたら鮫のように喰らいついて離さない捜査で、ヤクザからも恐れらている。ついた渾名は新宿鮫!
そんな鮫島の管轄である新宿歌舞伎を中心に、警察官が連続して殺される事件が起きる。
鮫島はかつて自分が逮捕した木津という改造銃作りの天才に目を付ける。
必死の捜査で木津を追い詰めていくも、鮫島を待ちうけていたのは木津の巧妙な罠だった・・・

【感想】
宿鮫シリーズの記念すべき第1作目!シリーズとしては、2023年2月現在で12作目まで出版されています。
警察官と犯罪者(主にヤクザ)のやり取りや考え方の描写が非常に細かいです。著者は昔警察官だったんじゃない!?ってぐらい詳しく書いてあります。
だからこそ、リアル感があってどの作品も外れ無しです。
シリーズのどの作品も面白いのですが、やはりここは第1作目を持ってきました。
新宿鮫伝説はここから始まります。
ちなみに番外編で『鮫島の貌』という小説がありますが、作中ではシティハンターの冴羽亮やこち亀の両さんとコラボしています。

第3位

『幕末史』

著者:半藤一利
ジャンル:歴史小説
面白さ:7.5点

【あらすじ】
1853年にペリー率いる米艦隊が浦賀沖に来航してから、戊辰戦争終結の1868年までの激動の25年間。
後に幕末と呼ばれるこの怒涛の25年間を、半藤一利が独自の切り口で語り尽くす。

【感想】本の一番長い日』などで有名な半藤一利の代表作です。
私は幕末が大好きで、幕末に関連した本を結構読んでいますが、幕末ってかなりごちゃごちゃしていて分かりづらいです。
しかし、この『幕末史』は半藤先生の語り口調で書かれているので、非常に分かりやすく読みやすい。そして面白い!
鹿児島出身の私にとって西郷隆盛や大久保利通が作った明治政府は正義の政府なのですが、新潟出身の半藤先生は、明治政府なんて盗人みたいなもんだと言っており、これには結構な衝撃を受けました。
この本を読むと自分の持ってる歴史観がガラッと変わります。
それでもやっぱり、西郷隆盛と大久保利通は好きです。

第2位

『黒い家』

著者:貴志祐介
ジャンル:ホラー小説
面白さ:7.7点

【あらすじ】
険会社に勤務する若槻は、顧客である菰田(コモダ)家を訪れ、菰田家の子供が首を吊って死んでいるのを発見する。警察の調査で自殺と判断されたが、菰田夫婦の不審な態度に若槻は疑いを持ち始める。
そして独自に調査を行っていくが、それは悪夢の引き金となっていく・・・

【感想】
はホラー小説が好きでよく読んでおり、この黒い家を手に取ったのは高校生の時ですが、余りの怖さに読み終わった後は1人で眠れなかったぐらいです。結局、その日は弟と一緒に寝ました。
あれから20年以上経ちますが、あの時の恐怖を超えるホラー小説には未だ出会えていません。
幽霊などの類は一切でませんが、本当に怖いのは人間だと痛感させられる小説です。映画化もされて観に行きましたが、映画は余り怖くありませんでした。
でも小説はめちゃくちゃ怖いので、ホラー好きの方にはお勧めです。

第1位

『新世界より』

著者:貴志祐介
ジャンル:SF小説
面白さ:10点

【あらすじ】
台は1000年後の日本。神栖66という集落で、人々はバケネズミを使役しながら平和に暮らしていた。主人公は神栖66で生まれた12歳の少女、渡辺早季。
ある日、早季は友人達と集落の外に出てしまい、そこでミノシロモドキと出会う。
ミノシロモドキが語る1000年前の文明崩壊の理由と、現在に至るまでの歴史。
いつわりの共同体が隠しているものとは。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる!

【感想】
2位の黒い家に続いて、また貴志祐介作品です。
上巻・中巻・下巻の3冊で構成されている長編小説ですが、作者の頭の中どうなってるの!?と思うぐらい設定が秀逸です。
上巻は世界観の説明に終始しており、理解するのに苦労します。貴志祐介の小説に外れ無しと信じている私でも、正直読むのを止めようかなと思ったぐらいです。しかし、主人公達がこの世界の真実を知った辺りから状況が一変し、俄然面白くなります。中巻と下巻は面白すぎて時間が経つのを忘れるぐらい熱中して読みました。その後も、機会があれば読み返し、多分10回ぐらいは読んだと思います。
私がここでいくら語っても語りつくせない面白さがある小説なので、是非手に取って読んでいただけたらと思います。

まとめ

今回は面白い小説の紹介でしたが、気になる小説はありましたでしょうか。

冒頭でも申し上げたように、本は心の栄養です。

私も最近、心に栄養が足りていないので、久しぶりに小説を読もうと思います。

皆さんもお勧めの小説がありましたら、是非教えてください。

みんなで心に栄養をあげていきましょう😁

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